パチンコマシンレビュー 2019年2月


5大機種レビュー

スペック
本田 正豪
株式会社ピーマップス

Pヱヴァンゲリヲン〜超覚醒〜

超暴走ほどの継続性は持たない反面賞球数の高さ、突入率の安定感、小当たりRUSHの付加機能、設定機能による期待感とかなり魅力的なスペックである事に変わりは有りません。超暴走の確変率の高さに目を奪われがちですがバランスの良さとしてこちらも甲乙付け難い魅力を持っているのは間違いないかと思います。
7

Pヱヴァンゲリヲン〜超暴走〜

イメージとしてはCRF宇宙戦艦ヤマトW・第弐章に近いかと思います。この機種は小台数ながらもまだ固定客がある程度存在しており、超暴走についてもこういった一連の顧客ニーズは期待できそうです。ヤマトが1種・2種タイプで非常に速い間隔で当たりを重ねられた事、又実15ラウンドが存在した事、更に突入後継続率が90%であった事。この3点で超暴走はやや物足りなさは感じます。そうは言ってもP機でこの確変率ですからファン目線でも注目度は高そうです。
7

P咲〜Saki〜阿知加編

特図1・2ともに通常当たり40%をいかに確変であるかのように見せられるかが焦点となっている機種です。ただ低確率と高確率の4倍近い確率の差を埋めるには平均時短回数としてどうしても不十分なため、結果としてそれほどの効果は期待できません。演出的にもあまりにも細分化された時短回数はおそらく途中で嫌気がさすと考えられ、あまり良い方向へは進まないような気がします。
5

PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

設定機能が①と⑥の2段階で20%ほどの差が設けられており、ある程度の遊技で設定が露見してしまうかも知れません。問題は設定①で割りに合わないと思わせない工夫がなされているかどうかなのですが、1/120という確率を考えた時にやはり厳しいと言わざるを得ません。
5

Pマクロスフロンティア

確変率が特図1で50%である点、通常当たりが3ラウンドである点などにミドル機ですからそれなりのリスクを背負って遊技に挑むことになるのですが、海物語ではないのですからこの程度のリスクは特に問題とならないかと思います。沖海4ウリンチャージ機能のような物が付随していますが確変率が高いという意味でマクロスの方が熱そうです。
6

演出
三浦 敦
株式会社ピーマップス

Pヱヴァンゲリヲン〜超覚醒〜

演出等に対してのマイナスポイントはあまり無い。いつものエヴァシリーズだなと感じた。ただ目新しさがあまり感じられなかった。 導光板とヱヴァ役物の演出は、派手な可動役物ではないが、面白かったです。
6

Pヱヴァンゲリヲン〜超暴走〜

演出も先に発表された超覚醒と基本的に同じ。初号機の仮面役物と3Dの演出はインパクトがある。
6

P咲〜Saki〜阿知加編

マージャン物で個人的は好きなのですが、演出面に関しては普通の出来、役物も特にインパクトはなかったです。
4

PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

演出面については、コメントできる部分は少なく牙狼シリーズで変わり映えないなと言った印象です。設定6が黄金設定と呼ぶネーミングのセンスはおもしろいです。
6

Pマクロスフロンティア

演出面は役物稼働も含めてまずまず良い評価をしています。PUSHボタンの振動タイミングや信頼度などはシンフォギアに似せて設計されているとこのこと。アツいポイントもシンフォギアと同じくわかりやすい。楽曲としては新曲の追加もある。シンフォギアは戦姫絶唱で熱くなるが、本機は歌姫来舞(うたひめライブ)の4文字が液晶に出てくれば熱い。
7

コンテンツ
市川 暁子
株式会社PBS

Pヱヴァンゲリヲン〜超覚醒〜

メイン機でのライトスペックは本機が初。コンテンツとしては最強だが、毎年のようにリリースされ、飽きが来た感がいなめない。 ただしエヴァ専用の新筐体で、零号機の仮面役物と重なる3Dビジョンはインパクトがある。巨大な演出ボタンもなかなかの出来だ。
7

Pヱヴァンゲリヲン〜超暴走〜

超覚醒のスペック違いで、演出や筐体は基本同じ。スペックは新内規高継続のこちらの方が魅力的。継続率の高い確変ループ機として、少台数ならばライトミドルコーナーで、良い動きをしてくれるかも。。。
7

P咲〜Saki〜阿知加編

2014年にCR咲-SakiのMAX、ミドル、2015年に甘デジが販売され、それの続編となる。コンテンツは、マンガからアニメでTV放映、実写ドラマ、映画、ゲームになった萌え系女子高生麻雀。パチンコとは相性が良い麻雀ではあるが、(原作でもそうだが)麻雀要素はかなり薄い。コンテンツ的に万人受けするとは言い難い。
4

PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

親機は2017年7月登場の牙狼GOLDSTORM翔。因みに、翔は18週の稼働貢献実績。説明不要のビッグコンテンツではあるが、過去の牙狼シリーズ甘は、(2017年8月のアナザー牙狼が4週、2017年2月の魔戒ノ花媚空が5週、2015年12月の金色が6週)いずれも短命機なのが気にかかるところ。
7

Pマクロスフロンティア

三共のキラーコンテンツの一つであるマクロスの3作目。アニメで人気となり、今年も幕張でライブイベントを開催するようだ。過去パチンコで2作、スロットで3作出ているが、いずれも稼働している。三共が持っている2400個搭載タイプは本機で最後とのこと。
7

筐体
三浦 敦
株式会社ピーマップス

Pヱヴァンゲリヲン〜超覚醒〜

専用枠で目立つデザイン。諸々と筐体に3Dビジョン・巨大コアボタン・E-FACEなどが搭載されており、努力の後は感じられます。
6

Pヱヴァンゲリヲン〜超暴走〜

筐体は先に発表された超覚醒と基本的に同じ。
6

P咲〜Saki〜阿知加編

残念ながら特にこれと言ったものは感じられない。あまりホールでは存在感は無いであろう。
4

PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

特に特出されている部分は無く、牙狼だなって感じです。
6

Pマクロスフロンティア

中々斬新な盤面デザイン。ピンクと緑で左右に分かれているのが特徴的。他に見ないのでオッと驚きがありました。色々なデザインに挑戦して行って欲しいですね。
6

市場性
石野 晃
株式会社 矢野経済研究所

Pヱヴァンゲリヲン〜超覚醒〜

「設定」を上手く活用し、特定のエヴァファンを固定化させることでポテンシャルを引き出せる可能性が高い。
6

Pヱヴァンゲリヲン〜超暴走〜

旧基準機と同様、メリハリの強いスペックと高いコンテンツ力を活かし、多台数の導入で幅広いユーザーを集客できる。
7

P咲〜Saki〜阿知加編

今作も若年〜中年男性を中心に演出面で吸引でき、萌え系機種の1ラインナップと位置付けた運用が見込める。
5

PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

設定付の新規則機だが、設定のメリハリを活かした運用が難しく、バラエティ内での少台数設置が主体となるだろう。
4

Pマクロスフロンティア

出玉感に長けた旧基準機だが、コアターゲットは若年〜中年男性に集約され、前2作と同等の運用を心がければ問題ない。
6

ホール温度感
岡田 龍也
株式会社 船井総合研究所

Pヱヴァンゲリヲン〜超覚醒〜

エヴァ単体での集客力は落ちているものの、ライトミドルということには期待している。設定付きはプラスではない。
5

Pヱヴァンゲリヲン〜超暴走〜

エヴァ単体での集客力は落ちているものの、65%撤廃後の新台であり、かつ、ライトミドルということには期待している。
7

P咲〜Saki〜阿知加編

設定付きライトミドル+萌え×麻雀=中高年層は打たないというか、客層が狭い。
4

PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

牙狼というコンテンツにおいては、甘デジやライトミドルが使えるとは思えない。
3

Pマクロスフロンティア

アクエリオン、ガンダムと同等クラス!それ以上ではない。
5

総括

スペックから見る支持層分析
本田 正豪
株式会社ピーマップス

この中でスペック的に最も注目されているのはやはりPヱヴァンゲリヲン~超暴走~かと思います。しかしながらCRF宇宙戦艦ヤマトW第弐章が90%継続なのに対してPヱヴァンゲリヲン~超暴走~は時短込で84.5継続とかなり異なります。(この領域での1%の相違は平均継続回数には大きな影響を与えます。)具体的にヤマトが期待値10回に対して、エヴァは6.5回ですから相当の差異があり、過度の期待は禁物です。前述のようにバランスという観点では超覚醒も捨て難く、両方納品も有りかと思います。その他の機種についてはそれほど興味をそそられる機械はありません。

導入後の営業ポイント1
石野 晃
株式会社 矢野経済研究所

Pヱヴァンゲリヲン〜超覚醒〜

少台数での運用は可能だが、スペックのメリットを活かすには、高設定狙いの遊技を定着させる必要がある。豊富な設定示唆要素を上手く活用しながら、これらに関する情報を積極的に入手するコアなパチンコユーザーを固定化し、運用・稼働期間の長期化を狙いたい。

Pヱヴァンゲリヲン〜超暴走〜

「設定なし」だが、継続率が高く、旧基準機の様な連荘や出玉をアピールできる。「ヱヴァンゲリヲン」というコンテンツ力の高さも相関させれば、多台数の導入と幅広いユーザーへの訴求で初期集客力を最大限に高め、短期間で粗利と売上を確保する運用に適している。

P咲〜Saki〜阿知加編

ファンの裾野は広がりづらいが、作品や前作のファンに期待はずれの印象を与えるリスクは少なく、バラエティ内で細く長く活用できる。ただ、スペックの設定幅が大きく、ある程度まとまった台数を導入した店舗では、設定のメリハリを活かした運用も視野に入れたい。

PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

従来の甘デジ版「牙狼」と同等、バラエティ内での少台数運用が主体となるが、「~TUSK OF GOD」の導入から約2ヶ月半しか経過しておらず、シリーズとしての鮮度は損なわれていない。牙狼ファンを維持し、次回「牙狼」新作登場への気運を高めていく際には有効と言える。

Pマクロスフロンティア

旧基準機であるが、一定期間後は演出を見て楽しみたいとする若年~中年男性の遊技へと収束されるはず。高確率の別スペックバージョンが登場した際にはファンの流動が起こる恐れもあり、これらと適宜入れ替えつつ、シリーズ機全体で長期的な設置を見越すべき。

導入後の営業ポイント2
岡田 龍也
株式会社 船井総合研究所

Pヱヴァンゲリヲン〜超覚醒〜

超爆走は買うが、超覚醒は買わない。超覚醒は導入見送り。

Pヱヴァンゲリヲン〜超暴走〜

超爆走は買うが、超覚醒は買わない。台数値引きもあるので、5~6台導入。シンフォギアにプラスしてライトミドルの活性化をしてもよいが、それよりも、ミドルタイプの整理として導入する感じ。初動には期待する。

P咲〜Saki〜阿知加編

4円Pバラエティの活性化、または粗利確保のため、4円Pバラエティに1台導入。

PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

仕事人(甘)が好調で、4円P甘デジ部門が良い感じなので、継続して、甘デジ新台を導入していきたいところ。ただ、導入するにしても、バラエティ導入だが。

Pマクロスフロンティア

3月はまともなミドルタイプがないので、ミドルタイプの整理と粗利確保として導入。繁盛店で8台~10台の導入があってもよいが、基本路線は4~5台。整理が必要のない店はバラエティ導入で十分である。
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