パチンコマシンレビュー 2018年12月


5大機種レビュー

スペック
本田 正豪
株式会社ピーマップス

サミー・PAデジハネ北斗の拳7天破

デジハネ北斗の拳シリーズは息も長く、多少の差異はあるにしても設置の失敗例は無いような気がします。この一事を持っても購入動機にはなります。今回はP機ですのでST時間が長い・MAXラウンドの出玉が少ない・更に潜伏が有る等のデメリットもありますが、設定間格差が大きく高設定の魅力は強く押し出せている気がします。設定機能付きP機ならではの醍醐味を持ちわせているのでデメリットも帳消しとなりそうです。
7

京楽・P必殺仕事人 総出陣(甘デジ)

AT賞球が10個で10ラウンド当たりは特図1では見れないというかなり厳しい展開が予想される通常時ですが、右打ち特図2で8/58の確変10ラウンド当たりを引くと別世界が待っているとういう正に突破型の強烈な甘デジです。設定機能付きですから、高設定の方が時短引き戻し率が高い=RUSH突入しやすいという基本セオリーとは逆に低設定=RUSH時間が長い=TYが多いという側面を同時に持ちわせている為にP機設定機能付きでありがちな低設定は勝負にならないという懸念はなさそうです。
9

ニューギン・CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE

ATが15個賞球8カウントということでCR機としてはやや弱い側面も持っています。ラウンド振り分けが8.・9・10と隣接した後に16と行くパターンが何を意味するのか良くわかりませんが、確変に入ると転落率が低いのでおよそ83%継続するというと良い部分も持っています。CYBORG009らしいスピーディ―なゲーム性を早いSAでカバー出来ていればそこそこかなとは思います。
5

藤商事・P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪

P機のミドルという事で、当然MAX10Rなのですが、更にAT賞球が15ではなく13というのも気にはなります。確変比率も低く通常当たりに遭遇するケースも多いこのスペックで10R・13個賞球はきついですね。同じミドル機のP機である鬼武者のような強いRUSH機能を持っていればある程度納得のいくスペックと呼べそうです。全てはRUSH性能に係っていると言っても過言ではないでしょう。
6

サンセイ・PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

特図1と2の確変率の差異はそれほど大きなものでは無いのですが、特図2のラウンド振り分けで10Rが非常に大きく設定されているので継続率は基本低めですが、継続した時のTYの増加はかなり期待できるスペックです。TYに重きを置くサンセイらしい作りだと思います。
5

演出
三浦 敦
株式会社ピーマップス

サミー・PAデジハネ北斗の拳7天破

北斗転生同様、悪くないと思います。追加演出もあり、設定示唆もスロットぽくてわかりやすいのではないでしょうか。
6

京楽・P必殺仕事人 総出陣(甘デジ)

仕事人ファンにも刺さる追加演出も加え、文句無しの出来栄え。京楽初の設定付きの甘デジで実績のある仕事人の甘デジシリーズ。期待が高まりますね。高稼働を期待したいところです。
7

ニューギン・CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE

神山健治総監督の傑作アニメを遊技機化したミドルタイプのV確変転落抽選タイプ。個人的には見るべきところと出来栄えは悪く無いと思いましたが、全的的な演出は普通な感じに映りましたのでこの点数となりました。
5

藤商事・P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪

怪談シリーズの第2段で、今回は鬼退治だが、吉宗登場でアツい→鬼退治成功で当たるという「勧善懲悪」を全面に出した演出と、役モノ完成で当たるという、ターゲットを絞った単純明快な演出はウケがいいのではないでしょうか。ただ少々物足りない感じ。
5

サンセイ・PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

黄金設定(設定6)の設定示唆が散りばめられている以外は前作からの大きな変更は見受けられないので、設置の活用次第ではないでしょうか。
5

コンテンツ
市川 暁子
株式会社PBS

サミー・PAデジハネ北斗の拳7天破

時代を超えて人気を集めているコンテンツではあるが、スペックに魅力がないものはウケなかったという結果がある。本機の基本演出は親機である転生がベース。スペックは甘時短突破型のST機で去年3月に登場したCR真・北斗無双 夢幻闘乱と似てはいるものの、敵うはずもなく・・・
9

京楽・P必殺仕事人 総出陣(甘デジ)

パチンコとしては、2001年に初代が登場。2作目となる激闘編でスマッシュヒットとなり、3作目のⅢで超がつくほどの大ヒットコンテンツとなった。昨年5月に出た豪剣の甘デジ版だが、盤面右側のゲージ構成がやや変更され、枠の提灯部分が派手な金色の飾りになった。過去の仕事人甘は長期運用ができた機械。やはり年配層からのウケが良く、認知度が高い点からだろう。
9

ニューギン・CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE

ニューギンでは花の慶次に続くキラーコンテンツではある。今回はフル3DCGアニメで2016年11月から公開された神山監督(攻殻機動隊の監督)の劇場版をコンテンツとしている。前作のRE:CYBORGはライトミドル、甘デジ共に結果が良く、残存台数も多い。
8

藤商事・P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪

中高年層に強いコンテンツ。前作の暴れん坊将軍怪談シリーズは結果としてロングヒット機となった。特に甘デジは現在でも残存率は高い。暴れん坊将軍が変な方向に進み始めたのは前作から。前作から松平健は人ではなく妖怪と戦うことになった。こんな不安を感じた中結果は残した。本作は怪談シリーズ第二弾となる。
6

サンセイ・PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

2005年に放送された深夜ドラマから、2008年パチンコでの起用で一気に認知度を高めたビッグコンテンツ。本機の元となっているのは、牙狼〈GARO〉-GOLD STORM-翔の劇場版とTV版。牙狼ファンが相当数いるのは確かだが、過去の牙狼シリーズ甘はいずれも短命で終わっているという事実がある。
8

筐体
三浦 敦
株式会社ピーマップス

サミー・PAデジハネ北斗の拳7天破

見た瞬間鮮やかな感じに見えます。個人的にはうまくバランス取れている筐体だと感じました。
6

京楽・P必殺仕事人 総出陣(甘デジ)

変わらずの存在感。盤面のデザインも一新しており、他の機種と比べて見ると差がよくわかります。ゆえに変わらずの高得点にしました。
7

ニューギン・CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE

スッキリとした赤色の筐体。可も無く不可もないです。ゆえにこの点数にしました。
5

藤商事・P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪

右上飾りのおかげで専用枠っぽく見えるし、役モノも大きく派手でわかりやすい。
5

サンセイ・PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

筐体自体は「CR牙狼 GOLDSTORM翔」と同じ
6

市場性
石野 晃
株式会社 矢野経済研究所

サミー・PAデジハネ北斗の拳7天破

「北斗」のネームブランドは依然高く、新規則機をユーザーに普及・定着させる1つのきっかけとすることができる。
7

京楽・P必殺仕事人 総出陣(甘デジ)

バラエティ内での少台数設置でも貢献するだろうが、機種のポテンシャルを引き出す上では、コーナー化が望ましい。
7

ニューギン・CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE

前作のヒットを機にネームブランドが上がり、閑散期を迎える中、話題機種の1つとして、高い集客効果が見込める。
6

藤商事・P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪

安定した人気を持つコンテンツと定番性を重視したスペック、演出から中高年層の囲い込みには適した機種と言える。
5

サンセイ・PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

「牙狼」シリーズのバージョン機の導入が続いており、「牙狼」ファンを維持していく上では有効となり得る。
6

ホール温度感
岡田 龍也

サミー・PAデジハネ北斗の拳7天破

サミー初となる6段階設定を搭載した「デジハネ北斗の拳7天破」というだけでも、期待値が高まる。
7

京楽・P必殺仕事人 総出陣(甘デジ)

昨今の京楽新台は外れがないうえに、特に中高年層向けの京楽甘デジには期待してしまう。演出面やスペックも評価できる。
8

ニューギン・CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE

前作も良くて、今回も継承しているうえに、ミドルスペックは単価の高いプレイヤー確保のためにも貴重な存在。
7

藤商事・P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪

藤商事は緋弾のアリアが良かったので、暴れん坊将軍も稼働と粗利面のバランスには期待できる。
6

サンセイ・PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

牙狼シリーズのコアファンはそれなりに存在するのでスペックや演出が悪くても期待はしてしまうが、さすがに、、、
4

総括

スペックから見る支持層分析
本田 正豪
株式会社ピーマップス

2019年1月~2月のラインナップということで、CR機とP機の比率が逆転してしまいP機が主流となっています。P機のミドルは鬼武者や暴れん坊将軍のようにTYの低さをRUSH機能で補填するといったコンセプトが今後終了になるのでしょう。こちらの方が適合しやすいでしょうし。市場の反応としてRUSHが強ければ魅力として十分見いだせているようなので一安心です。ライトタイプの北斗の拳及び必殺仕事人はある意味ミドル機以上に期待されている機械で、特に必殺仕事人はライトの領域を超えている部分もありますので非常に楽しみです。この2機種の成否が今後の市場のシェアの変化の趨勢を握っていると言っても過言ではないでしょう。動向を注視したいと思います。

導入後の営業ポイント1
石野 晃
株式会社 矢野経済研究所

サミー・PAデジハネ北斗の拳7天破

現在、「CRぱちんこ真・北斗無双」が現役稼働している状況にあり、先ずは北斗シリーズの1ラインナップとしてコーナーを形成し、北斗ファンの回遊を促すべき。さらにエクストラとされる設定⑥により、高設定示唆での訴求も可能で、設定に敏感なパチスロユーザーの流入も意識したい。

京楽・P必殺仕事人 総出陣(甘デジ)

特化モードが大きな特徴となるが、ユーザーが甘デジに求める「低投資で長く遊ぶ」ことにも十分耐用できるスペックとされている。ただ、ある程度まとまった台数を導入しなければ、特化モードによる出玉感がアピールできず、そのためにも、高設定示唆でユーザーを定期的に追いかけさせる運用を心がけた方が良い。

ニューギン・CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE

話題機種の1つとして、導入初期は高い集客と稼働を記録するだろうが、前作がライトタイプや甘デジでロングヒットに至った点を踏まえれば、投資負担を理由に遊技の見切りが生じる恐れもある。高確率バージョンが登場した頃を目安に入れ替え、同バージョンで中長期的な稼働を目指すことも検討される。

藤商事・P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪

スペック、演出共に分かりやすさにウエイトが置かれ、50代以上の中高年ユーザーに時間消費或いは演出見たさを目的とした遊技を定着させられる。特にミドルタイプは「海物語」に準じたスペックとされており、両者間の回遊で中高年ユーザーの滞在時間を高めていくことが有効となるだろう。

サンセイ・PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

大型タイトルの甘デジ版が相次いでリリースされるため、これらをコーナー化し、ミドルタイプを遊技するユーザーの受け皿とすることは可能。年末に「~TUSK OF GOD」が導入されることもあり、両者で牙狼ファンを維持し、次回「牙狼」新作の登場に備えていきたいところ。

導入後の営業ポイント2
岡田 龍也

サミー・PAデジハネ北斗の拳7天破

4円ぱちんこ部門の甘デジのイメージは良くないが、新台導入がないなけでも、4円P甘デジコーナーの雰囲気は悪くない。1月~3月は4円P甘デジコーナー強化にチャンレンジはするべき。4円Pで1台~3台導入し、微妙であれば、1円Pで長期運用。

京楽・P必殺仕事人 総出陣(甘デジ)

4円P甘デジ部門の活性化のため、4円Pで2~4台導入し、稼働重視営業しつつも、稼働が期待値よりも下ならば、1円Pで長期運用する。

ニューギン・CR CYBORG009 CALL OF JUSTICE

12月から1月のミドル機種の整理に使う。粗利重視で運用!普通の使い方ですかね。

藤商事・P暴れん坊将軍 炎獄鬼神の怪

4円P部門に力を入れている店舗において、4~5台導入しても良い機械だと感じる。バラエティ導入する機械ではない。ミドル機の中高年層向けのコンテンツは貴重だと感じる。

サンセイ・PA設定付牙狼 GOLDSTORM翔

2月の甘デジは仕事人があるので、最低限での導入。導入するにしても、4円P甘デジで粗利重視運用。
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