パチンコマシンレビュー 2018年10月


5大機種レビュー

スペック
本田 正豪
株式会社ピーマップス

サミー・ブラックラグーン3

確率としてはミドル機に属するとは言えるが、正直な話これと言った特色を感じない。特図1のラウンド振り分けを抑え通常当たりの時短を無しにすることで、ある程度の特図2でのメリハリ感を出してはいるがどれも中途半端の感が強い。
5

高尾・P沼

ネームバリューはこの手のタイプの機械として頂点に君臨する。誰もが一度は打って見ようと思うはず。設定機能付きで、役物とデジタルの振り分けをクルーンとして共通化してうまく作っていると思う。又ゲート通過による救済措置もあり遊技中目が離せない良さもある。“P”という名がついているので特賞時間については不安視していたが設定1(設定ごとで特図確率が異なるので特賞時間も変化する)でも20分程度と許容範囲内だと思う。
8

三共・F戦姫絶唱シンフォギアLIGHT

1種・2種タイプとして好評だったライトミドル機の甘デジ版。特図2のラウンド振り分けは通常ライトクラスのボリュームがあり、AT賞球7個貧弱さはカバーされている。単発終了時の獲得球がちょいパチ並みなのは必要悪なのかもしれない。
7

OK・ぱちんこAKB-3

通常時(特図1)、電サポ時(特図1)、RUSH時(特図2)と3つの状態で全て2400個+小当たりRUSH機能のチャンスがある分ステップを踏まずに最強ゾーンへの道が開けているという期待感が良い。この傾向はRUSH時に顕著で2400個以外は出玉がほとんどないという徹底ぶり。AKBのイメージとは裏腹に非常に潔いゲーム性となっている。
9

サンセイ・牙狼 TUSK OF GOD

特図1で2400個当たりが20%もあるのは牙狼の意地と言った感が強い。その分特図2の通常当たり及び時短回数がお飾り程度となってはいるが、前作との比較論では明らかにこちらの方が上だと言える。ST機ではないのにTSAが190と辛いのは難点と言えば難点かも知れない。
8

演出
三浦 敦
株式会社ピーマップス

サミー・ブラックラグーン3

演出は、前作を引き継ぎ、バトルした相手によって大当りラウンド数、勝利期待値が変わる。また、主人公のレビィがブチギレすればするほど熱くなる企画は好きです。ただ正直、打ち手に厳しいスペックでもあり、演出全体の総合力はあまり無いと感じました。
4

高尾・P沼

中身は王将タイプの62回リミッター機。大当たり終了後は1個の保留で引き戻し抽選を行う。原作の沼ととてもよく似ている。三段クルーンの第三クルーンが演出用なのが残念なところだが、私は個人的にはよく頑張ったと褒めてあげたい。ただ購入するのはギャンブルになるので、5点にしました。どのようなファンの反応になるのか楽しみです。
5

三共・F戦姫絶唱シンフォギアLIGHT

後継機で新規搭載演出もついていますが、ヒット機種で見慣れているので敢えて、演出面に対しては評価致しません。無難に稼働するでしょう。
6

OK・ぱちんこAKB-3

コンテンツ力は全盛期とは言えないが、それをカバーできるスペックとゲーム性を持ち合わせている。演出と映像面も前作以上と評価してもよいだろう。年末年始にかけては必ず必要な機械であるのは間違いなく、初期稼働が大いに見込めるので期待したいところ。
8

サンセイ・牙狼 TUSK OF GOD

演出は基本前作と同じで牙狼のフェイス役物も同じなので、斬新感は感じらない。新しく液晶下に7セグ役物と液晶前にシャッターが付いていますが・・・。ただ牙狼の迫力ある演出は引き継いでいるので、少し点数を上げました。
6

コンテンツ
市川 暁子
株式会社PBS

サミー・ブラックラグーン3

2002年5月より「月刊サンデージェネックス」で連載が開始され、30代40代のファンは多い。前作(タイヨーエレックより2014年発売)は、結果を残している。
6

高尾・P沼

キラーコンテンツ「カイジ」の漫画内で実際に登場した沼パチンコを現実に再現。好悪が出やすい版権ではるが、出玉感は魅力か?
8

三共・F戦姫絶唱シンフォギアLIGHT

2012年から放送されたテレビアニメ。コンテンツ、声優ともに影響力のあるタイトルだが、パチンコファンとの親和性は微妙。
7

OK・ぱちんこAKB-3

ご存知の通り、根強いファンがいる最強コンテンツ。シリーズ三作目。コンテンツファン層と共に、出玉感でヘビーユーザー層にも魅力ある一機種。
9

サンセイ・牙狼 TUSK OF GOD

2005年に放送された深夜ドラマが初出。2008年に登場したパチンコにより、一気に認知度を高めた。演出は基本前作と同じ。
9

筐体
三浦 敦
株式会社ピーマップス

サミー・ブラックラグーン3

役物ギミックが、ドクロ、ロゴ、ライター、拳銃と豊富にあり盛り上げるところは評価できます。ただ筐体の迫力と華やかさは、京楽・サンセイの機種には今はかなわないと感じました。出来は悪くないですが・・・。
5

高尾・P沼

漫画カイジの沼を忠実に再現しているところはすばらしい。原作を知っているカイジファンは惹きつけられるには間違いなし。ただAKB・牙狼の筐体と比べると存在感が少々薄いと感じられました。
6

三共・F戦姫絶唱シンフォギアLIGHT

専用カラー枠で登場しましたが、特にコメントするところはありません。ヒット機種の後継機なので、普通の点数にしました。
5

OK・ぱちんこAKB-3

見た目華やかで色鮮やか。ホール中で映えることは間違いなし。1台まるごとコンサートのキャッチ通りです。またギミックも盛りだくさんで進化しています。特にぷにぷにのボタンが私のお気に入りです。
8

サンセイ・牙狼 TUSK OF GOD

金色から赤色に変更されての登場。個人的には好きです。元々迫力ある筐体なので、ホールで存在感があるので高目の点数にしました。
7

市場性
石野 晃
株式会社 矢野経済研究所

サミー・ブラックラグーン3

スマッシュヒットを記録したシリーズ機だが、訴求対象は30代の中年男性に集約され、集客効果は前作と同程度と判断される。
5

高尾・P沼

一発台タイプにタイアップ要素が加わり、年末商戦期において集客、粗利の双方で大きく貢献する可能性がある。
6

三共・F戦姫絶唱シンフォギアLIGHT

待望の甘デジ版と言いたいところだが、ファンの熱が大分冷めてしまった様相も否めず、標準レベルの集客に止まる恐れもある。
4

OK・ぱちんこAKB-3

コンテンツの知名度は抜群に高く、増客の見込める年末商戦へ向け、ライトユーザーを集客できる点が優位箇所となり得る。
8

サンセイ・牙狼 TUSK OF GOD

かつての絶対的なブランド力は持ち合わせていないが、ユーザーに広く定着したシリーズ機であり、集客や稼働の安定性は高い。
7

ホール温度感
岡田 龍也
株式会社 船井総合研究所

サミー・ブラックラグーン3

今年の12月はミドル機種が少ない上に、話題の2機種は中旬以降の導入となる。12月上旬のミドル新台はブラックラグーンだけなので、、、
5

高尾・P沼

個人的には嫌いではないが、この手の機械は少し飽きられている感があるタイミング。下取り価格の適用もあるため買いやすい気もする、、、
5

三共・F戦姫絶唱シンフォギアLIGHT

シンフォギアブランドは確立されているので、「甘デジ活性化」「若年層プレイヤーの育成」など導入目的がはっきりしているので買いやすい。
7

OK・ぱちんこAKB-3

12月という時期は「客単価の高いプレイヤーの獲得」と「流動性の高いプレイヤー獲得」を目的とした入替は必須なので、、、
8

サンセイ・牙狼 TUSK OF GOD

牙狼ブランドは大きく下がったが、まだ一定のコアファンは存在するし、台数と価格面、赤枠や導入時期などを考慮すると購買欲求は高い。
7

総括

スペックから見る支持層分析
本田 正豪
株式会社ピーマップス

12月の機械はミドル機の納品機種数が年末にも関わらず少な目ですが、牙狼・AKB48ともにインパクトの強いスペックです。特にAKBは2400個+小当たりRUSHの組み合わせを最大限アピールした仕様で、ミドル機ファンの好みそうな一極集中型のスペックです。又牙狼も前作からは大きくパワーアップされており、ある程度息を吹き返しそうです。ブラックラグーンについては?マークがつきますが戦姫絶唱シンフォギアLIGHTはライトミドルの良いDNAを引き継ぎながらライトタイプとして“勝負”となるスペックにはなっています。大穴がP沼で当初“P”を冠するだけに食傷気味のスペックかと思いましたが、特賞時間もある程度納得のいく範疇ですし、当たりまでのプロセスの多様性は秀逸だと思います。機種名自体の強さもあるので、目を離せない機械です。

導入後の営業ポイント1
石野 晃
株式会社 矢野経済研究所

サミー・ブラックラグーン3

映像やストーリーの見応え感が高く、コンテンツやシリーズ機のファンに演出への満足感を喚起させることは可能だが、演出面に魅力が集中し、遊技客層の裾野は広げることは困難。前作と同様、コンテンツファンを対象に細く長く活用していくことが妥当と言える。

高尾・P沼

ユーザーに「1度は遊技してみたい」と思わせる話題性と独自性を持ち合わせ、初期段階での集客と粗利は高めに推移すると予測。但し、一般ファン受けは難しく、一発台タイプの定番機とするためには、特定ファンのマニア的な支持獲得を目指した方が良いだろう。

三共・F戦姫絶唱シンフォギアLIGHT

スペック面で遊びやすさを向上させた箇所が特段見受けられず、甘デジ版固有のメリットが打ち出すことが難しい。メインスペックが現役稼働中ということもあり、「シンフォギア」ファンの遊技選択肢を増やすことを目的とした活用が主体となるだろう。

OK・ぱちんこAKB-3

今作では、コアなAKBファンでなくても楽しめる様に演出やゲーム性が変更されており、「コンテンツ人気の低迷」に対する不安は特に感じられない。ライトユーザーの来店意向を高められる希少なコンテンツでもあり、先ずは集客効果の最大化を目指したいところ。

サンセイ・牙狼 TUSK OF GOD

「牙狼」ファンが求める出玉の爆発力を備えているが、バージョン機ということもあり、ファンを吸引し続ける上では定期的な出玉アピールが必要。シリーズの定着度も踏まえれば、移行期間の対策も兼ね、長く活用することを想定した方が奏功すると思われる。

導入後の営業ポイント2
岡田 龍也
株式会社 船井総合研究所

サミー・ブラックラグーン3

今年は11月も話題機種がなく、11月上旬の新台が集中しているため、12月まで息切れしそう。12月上旬もミドル機種が少ないので、導入したいタイミングではある。競合機種もなく、月初なので、4円P限定での導入!

高尾・P沼

下取りで安価に買える場合は導入してもよいが、そうでなければ、なくてもよい新台。どちらにしても、育成機種ではなく粗利獲得機種であることに変わりはない。これも、4円P部門限定での導入!

三共・F戦姫絶唱シンフォギアLIGHT

何かと使い勝手のよい機械。「4円P甘デジの活性化」「低貸し部門の活性化」など長期運上は期待できるので、2~4台くらいは導入したいところ。最初から低貸し導入もあり!

OK・ぱちんこAKB-3

「導入タイミング」、「ミドル機種の枯渇感」、「4円Pの活性化」を考えると必要な機械。ぱちんこAKBは若者だけでなく中高年のプレイヤーが遊技するので今回のミドルには期待している。12月は4円P限定での導入!

サンセイ・牙狼 TUSK OF GOD

「導入タイミング」「コアファンの獲得」「4円P活性化」を考慮すると、AKB同様に、低貸し部門やバラエティ部門で使う機械ではない。4円Pでの導入限定!
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