「パチスロサミット2019」~一般ファンに6号機をアピール
先月28日、日電協と回胴遊商が主催するイベント「パチスロサミット2019in秋葉原」が東京・秋葉原にて開催されました。
- ウルトラ試打に参加するファンの列
- Pキャラが来場者をお出迎え
「パチスロサミット」は、ホール関係者のみならず、パチスロファンに向けてパチスロの楽しさを伝えることを目的に2010年より開催されてきましたが、今年は「6号機を楽しもう」をテーマとし、最新の6号機をいち早く体感できる「6号機ウルトラ試打会」を目玉企画としております。
地下1階に設けられた試打会場では、参考出品も含め、18メーカー・22タイトルの6号機が設置され、終日、試打を目当てに多くの人で賑わいました。特に一般ファンを対象とした試打会においては、試打のために最大60分の待ち時間を要していたブースだけでなく、試打待ちの列を一時ストップしていたブースもあり、ユーザーの6号機に対する期待度が垣間見えた様に思われます。
- ウルトラ試打会場の様子
■設置機種一覧
大都技研 | Re:ゼロから始める異世界生活
Re:ゼロから始める異世界生活 レムパネル Re:ゼロから始める異世界生活 双子パネル Re:ゼロから始める異世界生活 剣聖パネル |
三共 | 蒼穹のファフナーEXODUS
カードバトルパチスロ ガンダム クロスオーバー |
エンターライズ | 新鬼武者(※参考出品) |
メーシー | SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 |
オーイズミ | オバスロ「アインズ・ウール・ゴウン絶対支配者光臨」
パチスロ1000ちゃん ドリームクルーン2 |
サミー/タイヨーエレック | パチスロ北斗の拳 天昇 |
ネット/カルミナ | ミルキィホームズ1/2の奇跡(※参考出品) |
北電子 | マイフラワー30 |
バルテック | スペリオーレ(※参考出品) |
山佐 | パチスロTIGER&BUNNY
天下布武4 |
オリンピア | 闘魂継承アントニオ猪木という名のパチスロ機 |
平和 | ルパン三世イタリアの夢 |
パイオニア | ハイハイシオサイ |
EXICITE | パチスロ サラリーマン金太郎MAX |
藤商事 | S喰霊‐零‐ 運命乱~うんめいのみだれ~ |
ベルコ | スーパービンゴギャラクシー |
コナミアミューズメント | マジカルハロウィン7 |
KPE | 麻雀格闘倶楽部参 |
また、1階のイベントステージでは、総勢17名のパチスロライターと12体のPキャラ(ゆるキャラ)、4人のV-Tuberが登場し、クイズ大会やプレゼント抽選会、出展機種の紹介など、様々なイベントが行なわれました。クイズ大会の中では、パチンコホールやパチスロ機に関する豆知識も披露され、観客の興味を集めていました。
- V-Tuberが登場
- イベントの様子
その他、会場内では、組合の社会貢献活動を紹介するパネル展示、スタンプラリー、SNSと連動したプレゼントキャンペーン、Pキャラ(ゆるキャラ)による撮影会、キッチンカーでの飲食物販売も実施されました。
当日は業界関係者と一般ファンをあわせ、10,398人が来場したそうです。
◆6号機の本格導入へ向けて
昨年は適合した6号機が少なく、イベント開催そのものを中止せざるを得なかったのに対し、今年は、年末に向けて6号機の導入が本格化していくという、絶好のタイミングで開催されました。
現在、6号機については、「Re:ゼロ~」以外でヒット機種が登場しておらず、ユーザーの注目度は未だ低い状況にありますが、今回設置された機種は4~5号機時代のヒットシリーズの最新作が大半を占め、イベントに参加した人の間では6号機に対する期待が大いに高まったかと思われます。まさに6号機の将来の可能性をアピールする上で絶好の機会だったと言えるでしょう。
今回、試打会場に設置された6号機は10月下旬より順次導入されていきます。
ここ最近の6号機の動向を踏まえると、度重なる増台で設置台数が大幅に増えたことが影響し、「Re:ゼロ~」の稼働が伸び悩んでいる状況にあります。これから導入されていく6号機の多くは「Re:ゼロ~」に引けを取らない純増枚数を大きな特徴としていることもあり、先ずはこれら新機種で6号機コーナーのテコ入れを行ない、旧基準の主力機が撤去される12月に備えていきたいところです。
また、6号機の導入が本格化するに連れ、営業面におけるデータ量も増え、6号機の特性がより明らかになっていきます。もともと6号機は短時間で遊べることに主眼が置かれているため、売上や稼働がなかなか上がらないことが既に指摘されていますが、これから登場していく6号機の純増枚数の高さを考慮すれば、その特性がますます際立っていくことでしょう。売上性能の低下を如何にして補うかという観点に基づき、複数の機種の営業データから6号機の挙動を把握し、最適な運用方針をいち早く確立していく必要があります。
今回の「パチスロサミット」でお披露目されなかった6号機の中でも大型タイトルが続々と控え、6号機の新機種ラッシュはまだまだ継続していきます。その一方で、12月以降は旧基準機の撤去と共にパチスロ営業に関する競合環境が一旦リセットされます。つまり、大型タイトルの導入を機に固定客確保にいち早く成功すれば、2020年以降の競合を優位に進めていくことが期待でき、是非とも良好なスタートダッシュに注力していきたいところです。
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