「P魔法少女まどかマギカ2」~

京楽より、新機種「Pぱちんこ魔法少女まどかマギカ2」が発表されました.

本機種は、2017年秋に発売された「CRぱちんこ魔法少女まどかマギカ」の続編と位置づけられ、TVアニメ版に加え、TVアニメ版のその後の物語を描いた2013年公開の新作映画「~[新編] 叛逆の物語」の映像やキャラクターを演出内に収録しています。

劇場版の映像を新たに収録したことは新規性をアピールし、ユーザーの遊技意向を高める上で大きな訴求材料になりますが、本作品の場合、TVアニメ版と劇場版でストーリーが大きく異なるため、パチンコで初めて作品を知ったファンが戸惑わない様、TVアニメ版の映像も併用しているそうです。

 

また、平和な日常の風景からソウルジェムの穢れ、魔女の棲む異世界の出現など、ダークな演出が発生することによって、チャンスアップを示唆し、最終的にバトル勝利で大当たりが確定するという前作の演出ルールも継承しています。前作の遊技経験者であれば違和感や戸惑いを覚えることなく遊技できるかと思われます。

 

その一方で、スペックについては、高継続の1種2種をベースとしながらも、RUSH直撃の初大当たり比率【が15%→50%】、時短引き戻し込みのトータルRUSH突入率【が60%→70%】、RUSH継続率【を80%→82%】、右打ち中のアルティメットRUSH(99回転時短)大当たり比率【を10%→30%】と、あらゆる面でバージョンアップを実現しました。

 

また、前作はRUSH終了後の時短がないという1種2種混合タイプのデメリットを払拭すべく、RUSH中のリーチ時間や演出発生頻度を高めに設定し、「遊べる」ことを意識していたのに対し、今作はRUSH中のスピード感にこだわった点を大きな特徴としています。1種2種混合タイプの特性を活かしつつ、次回大当たりまで発生までの平均時間を【約3分へと】大幅に短縮しており、ここ最近の京楽系機種の中では、「Pぱちんこ新・必殺仕置人」に次いで速い出玉の時速を備えているそうです。

7月に登場した「Pぱちんこ新・必殺仕置人」が出玉増加スピードの早さでヘビーユーザーに大きなインパクトを残した点に着目すれば、本機種もユーザーの間で出玉のスピード感が大きな注目の的になることが想定されます。

 

◆若年ユーザーが求めるスペックとは?

 

本機種が起用するコンテンツ「魔法少女まどかマギカ」は、テレビの放映時期と劇場版の公開時期が2011~2013年に集中しており、TVアニメ版の放映開始から8年が経過しています。また、パチンコ・パチスロユーザーにも広く知られることとなったパチスロ版の歴史も約6年と長く、コアなターゲットは若年層の中でも20代後半から30代の男性が中心になるかと思われます。

 

そこで現在の30代男性の遊技スタイルを改めて見ていきたいと思います。

 

今年3月に日遊協が発表した「2018年度パチンコ・パチスロファンアンケート調査」によると、30代男性は会社員が多い年代でもあるため、平日の「遊技時間」は全年代よりも低く、「3時間未満」が約半数を占める結果となりました。それに対し、遊技予算は全ての年代の中で最も高く、1回の遊技で少なくとも1万円以上を使うユーザーが7割を超えています。

 

■平日の平均遊技時間(男性)

 

■男性年代別平均遊技予算

男性20代以下 21650.8円
男性30代 22317.1円
男性40代 22149.5円
50代男性 20623.1円
60代以上 15975.5円

 

■遊技予算(男性)

 

これらを相関させると、30代男性においては「遊技時間は限られてしまうが、遊ぶ際にはきっちり投資をして勝負したい」という遊技意向が窺えます。

これまで登場してきたアニメ系機種のヒットの特性や傾向から、若年層に対しては、「適度な投資で遊べるスペックの方が好まれる」「スペックよりも演出を重視して遊技する」というイメージが広がっていましたが、必ずしもそうではなく、尖った出玉性能を備えた機種を望んでいることが示されています。

 

この遊技スタイルから、本機種については、コンテンツだけでなく、出玉スピードが速いスペック面でも30代男性との親和性が高く、特に平日夜の稼働に貢献することが期待されます。

現在リリースされている新機種のトレンドを踏まえ、ライトミドルではないことに不安を抱える方もいるかもしれませんが、30代男性の投資意向の高さを考慮すれば、必ずしも「ミドルであること」が遊技の弊害になるとは言い難く、むしろ「ミドルでしか打ち出せない出玉」に高い満足感を覚えることも想定されます。スペックのジャンルを問わず、「投資と見返りとのバランスが良い」「短時間勝負できる」という印象を植え付けていくことができれば、夜の時間帯でも彼らがミドルタイプで遊ぶ頻度は高まっていくでしょう。

 

また、ここ最近は「若年向けアニメ×ライトミドル×高継続」という新機種が短期間で集中的に投入されており、渋滞を起こしている印象も否めません。「~シンフォギア」のヒットを機に定番ジャンルの1つと化していったことは事実ですが、飽和感に対する不安も拭えず、今後はコーナー内で若年ユーザーが分散しない様、他のジャンルへと目を向けさせる対策も必要です。

その意味では、本機種はスペック面で大きな差別化要素を持ち合わせており、ライトミドルでは打ち出せない出玉感を活かしながら、「しっかり勝負がしたい」という30代男性を取り込み、最終的にはライトミドルとミドル間での回遊を促していきたいところです。

 

なお、「仕置人」の経緯を踏まえると、スピード感重視の機種はどうしても稼働が伸びきらない傾向にあります。ここ最近は、寿命の長い機械が登場しなくなっているために高い初動が求められ、「初日の稼働が全て」という風潮すら生まれていますが、本機種においては、良し悪しをすぐに決定せず、初期稼働の高さよりも稼働の下げ止まりに着目して運用期間を設定した方が良いかもしれません。

 

◆10月以降の動向

 

今年の6月に「老後2000万円問題」が報道されて以降、年配層の消費が鈍くなったと言われ、10月の消費税アップにより、さらにこの年代で消費が落ち込んでいく恐れがあります。また、10月初旬には「PAスーパー海物語INJAPAN2with太鼓の達人」が導入され、恐らく年配層は低貸玉や甘デジの遊技に集中していくかと思われます。

これらを踏まえれば、10月においては20~30代の若年男性を4円への遊技へと誘導し、売上や粗利を確保していく必要があり、その大きなツールとして本機種を活用していきたいところです。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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