「Pフィーバー機動戦士ガンダム逆襲のシャア」~ミドルの供給が安定するまでのライトミドルについて

先日、三共より「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作「Pフィーバー機動戦士ガンダム逆襲のシャア」が発表されました。

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今作では、1988年公開の劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」をメインに起用しています。同作品は、1979~1980年放映のTVアニメ版「機動戦士ガンダム」の14年後の世界を舞台とし、アムロ・レイとシャア・アズナブルの最後の戦いを描いたアニメになりますが、当時のアニメ映画としては異例の興行収入11億6000万円、観客動員数103万人を記録し、現在もファンから絶大な人気を誇っているそうです。演出面においても、詳細はまだ明らかにされていませんが、「シャアの逆襲演出」をキーワードに作品の名シーンや名バトルを新規の描き起こし映像で余すとこなく盛り込んでいるようで、ガンダムファンには十分納得できる内容と言えるでしょう。

 

スペックは、同社「CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア」をベースとし、7回転の時短状態と最大4回転の保留消化状態で構成される「逆襲RUSH」を大量出玉獲得の契機に据えたライトミドルになります。一見すると、三共系ライトミドルの流れを汲んだ、スタンダードな仕様になりますが、今作では、残保留で大当たりを引き戻した際、次回大当たりがほぼ確定する「PREMIUM逆襲RUSH(99回転の時短+4回転の保留)」へ突入する契機を新たに設け、「逆襲スペック」という名に相応しい、一発逆転的な要素を強めました。

また、新内規に対応したヘソ賞球3個を採用することにより、ベースの低下分を出玉へと還元しており、ヘソ賞球4個の既存機種よりも強いメリハリや差玉を生み出せるようです。ここ最近の新規則ライトミドルに対しては、高継続が主流になったとは言え、ユーザーの間では「それなりに遊べるけど出玉はまだ物足りない」というイメージが依然根付いています。本機種をきっかけにそのイメージを是正していくことも可能かもしれません。

 

なお、9月17日の導入開始に向けて大々的なプロモーションも展開されるようで、本機種のプロモーション・アンバサダーに就任したお笑いコンビのおぎやはぎ氏、タレントの橋本マナミ氏、YouTuberのかねこあや氏が個々で制作した動画CMを順次公開していき、視聴者投票の中で1位を獲得したCMを全国60箇所の大型ビジョンで累計62000回放映する「動画CMオンエアバトル」を目玉企画に、特設サイトでのスペシャルコンテンツの配信やプレゼントキャンペーンの開催、雑誌「SPA!」との大型タイアップ記事掲載、インターネットカフェ「自遊空間」でのバナー訴求が予定されています。

 

◆ライトミドル内の機種構成を見直すべき

これまでライトミドルはパチンコ営業においてサブ的な位置付けにあり、バラエティ内に必要最低限の台数を設置するスタイルが主流でした。実際、ユーザーにおいても、“「CR真・北斗無双」などの主力機で勝てなかったから帰り際にもう一勝負する”、“夕方以降に短時間勝負する”など、二番手以降の選択肢としてライトミドルを遊技するケースが多く、特段力を入れなくてもそれなりに集客できていたことは確かでしょう。

しかしながら、ここ最近は型式試験など、様々な諸事情により、有力コンテンツを起用した新機種をライトミドルでリリースすることがスタンダード化し、「多ラインナップを少台数ずつ揃える」という従来のスタイルでは、これら新機種の本来持つポテンシャルを十分引き出せないことも起こりうるかもしれません。つまりこの現状を踏まえ、ミドルタイプの供給が安定するまではライトミドルのポジショニングや機種構成を変化させていくことも考えていかなければならず、その1つの策として、これまでミドルタイプが担っていた新台コーナーをライトミドルで形成し、新台目当てのユーザーを呼び込むことが想定されます。その際には、現在設置されているライトミドルにおいて、「~シンフォギア」の様な主軸機タイプ、少台数でも中長期的な設置と稼働に貢献できるタイプ、コンスタントな入替を見越して粗利を確保していくタイプといくつかの系統に分けていき、機種に応じては、これまでの様な少台数ずつではなく、まとまった台数を導入するなど、設置台数にメリハリをつけていった方が良いでしょう。

特にヘソ賞球3個の新内規対応の機種については、従来よりも売上性能が上がることが想定されます。話題機種が不足する中、新台目当てのユーザーの“流動性が高い”という特性も活かしながら、「ライトミドルで粗利を確保していく」「ミドルとライトミドルを常に回遊させる」対策を検討していく必要があります。

 

これまでの「フィーバー機動戦士ガンダム」シリーズを振り返ると、コンテンツの高い人気を活かし、導入初期の集客力と稼働が一般的な新機種よりも高く推移する傾向にあり、本機種についても、歴代のシリーズ機と同様の集客効果を発揮していくかと予測されます。本機種が導入される9月中旬以降は閑散期が始まる時期でもあり、是非ともこの集客力の高さを活かし、遊技客の減少を抑制していきたいところです。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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