「Pリングバースデイ呪いの始まり」~

藤商事より、「リング」シリーズの最新作「Pリングバースデイ呪いの始まり」がリリースされました。

今作は、「これまでのリングを進化させ、新たなリングを生み出す」というコンセプトのもと、「体感型ホラーパチンコ」と銘打ち、ギミック、風、液晶を駆使して“ジャパニーズホラーの恐怖をユーザーに如何に感じさせるか”にこだわったそうです。

 

「リング」シリーズと言えば、様々なタイミングで高速落下する「呪いの手」ギミックが代名詞的な存在ですが、今回は新たなデバイスとして、振動機能、バイブ機能、ロック機能、エアー機能、タッチセンサー機能を備えた「恐怖の電話ギミック」を盤面右側に搭載しました。実際の受話器とほぼ同じ大きさのもと、電話音が鳴る、受話器が光る、震える、受話器を取るといったアクションが発生し、プレイヤーが作品の世界、つまり貞子が迫り来る恐怖を疑似体験できる様にしています。なお、当落を決める演出でユーザーが受話器を掴んだ際に感じる振動などの動作パターンは数十にも及ぶそうです。

 

映像や演出については、怨霊・貞子誕生の秘話を描いたとされる「リング0バースデイ」のストーリーを新たに引用し、ゲーム性と演出の幅を広げていますが、基本的に「女子高生達が貞子の恐怖に遭遇する」というベースとなるストーリーを変更することなく、歴代シリーズ機の代表的なモードやリーチをふんだんに盛り込みました。ただ、CGを主体としていたこれまでのシリーズ機に対し、今作では、全編実写で演出を構成することによって、ジャパニーズホラーの醍醐味であるリアルな息遣い、静けさの中の恐怖、ホンモノの臨場感を表現し、実際に作品を視聴している様な感覚を提供しています。この実写の撮影期間は1ヶ月以上にも及び、映像ボリュームは映画1本分に充当するそうです。

その一方で、「手」落下を“待ち”としていた初期のゲーム性へと原点回帰すべく、「呪いの手」落下時の信頼度を65%以上に設定するなど、大当たりの軸となる演出を明確にし、「演出バランス崩壊」とまで言われた前作からの改良も施されています。

 

スペック面では、これまでのSTタイプ(V確含む)から1種2種混合タイプへと変更し、初期シリーズにあった連荘継続率の高さと連荘消化のスピード感を再現しました。ただ、右打ち中においては、擬似変動を活用することによって、3つの演出モードを段階的に消化していくという歴代シリーズ機の遊技感覚を保ち、連荘状態をある程度楽しめる様に配慮されています。また、右打ち中にフルラウンド大当たり(今作は出玉約1300個の10R)のみ発生するという前作「~終焉ノ刻」の特性を継承しつつ、90回転の時短で実質2回分の大当たりが確定する契機も設け、展開次第では、大量出玉獲得も十分期待できるようです。

 

この様に、今作の「リング」においては、スペックや演出で歴代シリーズの特性を残しながらも、ALL実写、恐怖の電話ギミックと、映像やデバイス面での更なる強化を図り、作品のリアリティや臨場感を高めました。遊技を通じて視覚、聴覚、触覚が刺激され、まさに「4DXデジタルシアター」で作品を視聴している様な遊技感を得られるかと思われます。

 

◆今作は「安定性」が大きな武器

以前のブログでもお伝えした通り、今年の盆商戦に向けて投入されるミドルタイプが少なく、集客や売上確保の軸となる機種は限られます。基本的に7月上旬の「P牙狼冴島鋼牙」、下旬の「ぱちんこ新必殺仕置人」で増客を仕掛けた後、最後の一押しとして本機種を投入し、「商戦期」突入への気運を高めていきたいところですが、今作の場合、コンテンツのブランド力、機種特性の双方で「安定性の高さ」が大きな武器になるかと予測されます。つまり、スペックや演出の変更や改良が一部施されているものの、歴代「リング」シリーズの世界観と遊技感覚は保持されているため、遊技に際する違和感をユーザーに与えてしまうリスクは少なく、歴代シリーズから想定される通りの実績が見込めることでしょう。さらに今作については、盤面右側にある「恐怖の電話ギミック」が極めて大きな存在感を放っており、新台目当てのユーザーの間でこのギミックに対する注目度が上がる可能性もあります。既存の「リング」ファン+新台ユーザーと集客ターゲットの裾野を広げ、盆商戦期における集客と稼働を底上げしていきたいところです。

 

なお、これまでの「リング」シリーズの経緯を振り返ると、メインスペック発売から数ヵ月後という比較的早いタイミングで甘デジなどの別スペックバージョンが登場しており、いわゆる「稼働や売上が落ちきってしまう」前にテコ入れできるメリットも持ち合わせています。歴代のシリーズ機と同様、盆商戦明けに稼働の落ち着きが見られて以降は半島~1島程度のバリエーションとして中期的な活用を見越していけば問題ないでしょう。

 

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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