2019年最初の新台入替~話題機種が続々導入【パチンコ編】

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先週より、2019年最初の新台入替が本格的に始まりました。

例年と比較すると、パチンコでは「CRルパン三世LAST GOLD」、パチスロでは「パチスロ聖闘士星矢海皇覚醒SP」「パチスロ蒼天の拳~朋友~」と話題機種が揃っていることもあり、2019年を迎えると同時に、この3機種をクローズアップした大々的な導入告知が行なわれていました。

今回は、この3機種にスポットを当て、各ホールやユーザーの動向をレポートしたいと思います。

 

◆パチンコ編~「ルパン」シリーズの安定性

「CRルパン三世LAST GOLD」については、1階メインエントランス付近に1島~1BOXで導入するという、主軸機のセオリーに即した配置が施されていました。この中には、昨年末に登場した「CRぱちんこAKB48-3誇りの丘」や「CR牙狼TUSK OF GOD」を移設し、ユーザーの注目が最も集まる設置箇所を確保していたケースもあり、2019年最初の目玉機種と位置づけられていたことは確かです。

 

本機種の周辺には、主に「CRぱちんこAKB48-3誇りの丘」や「CR牙狼TUSK OF GOD」のコーナーが1島~1BOX単位で設けられ、「CR真・北斗無双」シリーズも含めた4タイトルで、主軸機フロアを形成していました。しかしながら、両者を比較すると、「AKB」よりも「牙狼」の方で空席が目立ち、ユーザーの店内移動などによる影響を強く受けていたことが分かります。

客層については、20~40代男性を中心としながらも、50代以上の男性比率で2割、女性比率で1割を越えました。これは、「AKB」や「牙狼」と同様の傾向にあり、本機種も主軸として、老若男女幅広い遊技客層を取り込んでいけるかと思われます。ただ、「AKB」と「牙狼」の間で稼働差が生じていた今回の視察結果を踏まえれば、本機種との相乗効果を発揮できる機種は「AKB」に集約され、当面は、この2機種に特化してユーザーの回遊性を上げていくことに注力した方が良いかもしれません。

 

なお、視察時における稼働率は93.9%に達していました。「ルパン」シリーズのブランド力に相応しい、良好なスタートダッシュをきったと言えるでしょう。

 

◆「CRルパン三世LAST GOLD」の強み

ユーザーの動向を見ると、「~消されたルパン」以降のシリーズ機をベースとしたゲーム性や演出に対して、「焼き直し」「マンネリ」との指摘があり、現在の高稼働をどれ位持続できるかという部分で不安が残るところですが、逆に捉えると、「ルパン」シリーズの遊技経験者であれば1度は見たことのある演出が多く、「どの様な演出が発生し、どの様な展開になればアツいか」を即座に理解できる分かりやすさと親しみやすさを持ち合わせています。恐らく、この部分は、中高年層や女性層を中心としたライトユーザーの間で「遊びやすい」と好意的に捉えられ、本機種への遊技意向を保ち続ける動機になるかもしれません。

また、スペック面についても、確変突入を機に一撃性のある出玉が各台で発揮されていました。他の出玉2400個搭載機と出玉感での見劣りもなく、高出玉を求めるユーザーの遊技にも充分対応できるかと思われます。

 

総じて、本機種については、「大化け」する期待値が低い代わりに「期待はずれ」になってしまうリスクも少ない“安定性”が大きな武器であり、新台効果が薄れて以降、いずれかの段階で稼働の下げ止まりが生じると予測されます。前作「~Lupin The End」や「~不二子」が本機種の導入直前までまとまった台数でコーナーを形成していた様に、本機種も長い期間設置され、売上や稼働に貢献していくことが可能でしょう。

 

 

今後は、「CRぱちんこAKB48-3誇りの丘」や「CR牙狼TUSK OF GOD」を含めた、出玉2400個搭載機でコーナーを確立し、2021年1月末までを見据えた長期的な運用に望んでいきたいところです。

※【明日パチスロ編】へ続く。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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この記事の著者

石野 晃
株式会社 矢野経済研究所
サービス産業事業部 上級研究員
2000年、(株)矢野経済研究所に入社。翌年より会員向け情報誌「パチンコパチスロ新機種情報」の編集業務に携わり、パチンコを中心とした機種分析を本格的開始。以降、アンケート調査業務や遊技機メーカーへの開発支援業務などを通じ、業界に様々な意見を進言している。
株式会社 矢野経済研究所
石野 晃
株式会社 矢野経済研究所
サービス産業事業部 上級研究員
2000年、(株)矢野経済研究所に入社。翌年より会員向け情報誌「パチンコパチスロ新機種情報」の編集業務に携わり、パチンコを中心とした機種分析を本格的開始。以降、アンケート調査業務や遊技機メーカーへの開発支援業務などを通じ、業界に様々な意見を進言している。
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