相変わらず等価交換が主流のようですけど

真剣勝負!銀玉一球入魂

仕事柄埼玉県・千葉県・群馬県などに足を運ぶことも多くホールを覗いてみることもしばしばではあるのですが、ひところの遊技組合の申し合わせで交換率を下げて行こうと言う流れがあった事が嘘のように等価交換での営業が多い事に驚きを感じます。いやむしろ以前よりも増加している気さえします。

パチスロに至ってはそもそも交換した時に出来るだけ等価に近づけるために消費税の一部を外税として47枚交換にしたのかと思いきや(もちろん売り上げの向上という利点もありますが)もともと等価交換の地域でも47枚交換にするというホールが増加しています。これでは交換ギャップ12%を遵守している東京都の立場はありません。県境の地域では更なる苦戦が懸念されます。

そもそも打つ側にとっては更に射幸性の高い状況が構築されつつあり、リスクが増加するという事を意味するのですが、この変化によって稼働がむしろ向上している様を見せつけられるとパチンコやパチスロに対する捉え方が完全に二極化している事が分かります。

低貸で1円貸では飽き足らず50銭や20銭まで下げて他店との差別化を図ることで集客力を増す戦略が稼働的に功を奏している所も多く、利益的にはほとんどボランティアの領域で営業し、ギャンブル性を極力排した営業形態を行っている反面、前述の47枚等価交換のパチスロ営業が同居している様は昨今の日本の現状を如実に反映しているかのようで複雑な思いです。

パチンコやパチスロをギャンブルとして捉えて遊技している人々は旧風営法下の撤去が目前の機械はさておいて新風営法下で設計・製造された機械に対してはスペックに物足りなさを感じている事を図らずとも証明していると思えるのですが、隆盛を極めた2005年当時のパチスロ4号機・パチンコMAX機の時代には出玉破壊力のイメージが悪すぎて到底戻れない事を前提に考えるとむしろ、ここ数十年物価の上昇に対して全く変化の無い玉貸し金額の変更に業界を挙げて心血を注いだ方が的を得ているのかも知れません。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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この記事の著者

本田 正豪
株式会社ピーマップス
専務取締役
元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
株式会社ピーマップス
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元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
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