新台は初打ちで見切りをつけてしまうのか?

真剣勝負!銀玉一球入魂

これはP機となってより顕著な気がするのですが、最近の機械についてはお客さんが取りあえず新台だからという理由で一巡打ち終わる頃には良し悪しの判断が下され初期的な段階で高稼働を示さない場合、そこから浮上することはまず無い傾向が以前より顕著になってきた気がします。

この原因を探ると、
① 遊技者の方で事前に新台の情報をある程度得ることが出来る為、スペックに関しては特に新たな発見を遊技中見つけ出すことが難しくなっている。又あまり期待もしていない。
② シリーズ機で前作まで一定の評価を得ている機械については、比較的遊技の世界に入って行きやすく前作との比較対象が命題となるケースが多い為、全くの新しいコンテンツ機械よりは有利な立場にはあるが前作より下だとみなされると容易に前作機種に舞い戻ってしまう。逃げ場が用意されている分だけ新機種としてのリスクはより高まる。
③ 新台の出玉に関する取扱いが乱暴な為、その機械の本領を発揮する場面、換言すると良く出る状態に遭遇する可能性が低い為、良い意味での中毒性を遊技者に与えることが難しくなっている。
等々考えられます。

① については確かにドットや7セグが主体の時代は正直な話、その外観から機械の独自性やゲーム性の秀逸な箇所を見出すのは簡単ではありませんでした。ところがその機械が持つスペックの特殊性が隠蔽されている場合も多く、この隠蔽された出玉能力こそが最も重要なポイントであり逆に言うとこの隠蔽されたスペックが発揮されることで演出等の外観の魅力が引き出され、増大するというケースが多かったような気がします。遊技者にとってこのパンドラの箱のような内部システムを頭で妄想・想像して遊技をするという行為が新台を遊技する最大の理由であったと思います。そこが現在完全に剥奪されているのが気になる所です。
② についてはCR機からP機になってよりハイリスク状態になっている感は強いですが、内規の変化でCR機時代よりも変化に富んだスペック開発が可能となってきているので、現状過度期かとは思いますが長い目で見ればCR機末期の機械よりは魅力的なスペックへと変化出来そうですし、外観つまり演出については進化が足を止めることが無いのではと思えるほど日進月歩ですから(その分機械代も足をとめることが無いのかも知れませんが)今後徐々に改善されていくかと思います。
③ については高い機械代と、耐用日数の短さを考えると致し方ないのかも知れませんがこれは購入する機械の取捨選択をよりシビアにしていくという手法しか現状なさそうです。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

本田 正豪の最新記事

2019/06/12
甘デジの役割とは?
2019/06/05
新台は初打ちで見切りをつけてしまうのか?
2019/05/30
盆前商戦の主力機種はどうなのか?

本田 正豪の人気記事

2018/04/25
トキオスペシャルの存在意義
2018/05/16
役物タイプパチンコの脆弱さ
2018/02/14
地方パチンコ店の状況確認

この記事の著者

本田 正豪
株式会社ピーマップス
専務取締役
元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
株式会社ピーマップス
本田 正豪
株式会社ピーマップス
専務取締役
元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
株式会社ピーマップス
業界元気ブログ「ザ・7人の侍!」記事一覧はこちら