競馬とパチンコの比較

真剣勝負!銀玉一球入魂

JRAの近隣にパチンコホールが同居するかのように林立している様を見るのは良くあることです。実際開催日には普段見慣れない人々がJRAに集い非常に人口密度の高い状態になっています。

それを当て込んで近くの立ち飲み屋等の居酒屋も潤い、又パチンコホールも非常に良い稼働状況を示します。

 

実際その日のホールの出玉状況はお世辞にも良いとは言い難いにも関わらずです。

例えばこの日は大抵ホール内で競馬の実況中継を行っており、パチンコに興じている人はどちらかと言うと競馬の結果の方に関心が行くようで顔は盤面を向いていません。

つまり競馬というギャンブルを行う人にとって、パチンコ遊技と言うのはあくまでも刺し身のツマに過ぎないのです。

ところがどうしても合点のいかない事があります。それはどちらの方が遊技料金については高いのかと言う点に集約して考えた場合です。

 

競馬は勿論1レースに100万円以上のお金を投じることも可能ですが(1点の上限は75万円らしいですが)、最低100円から参加出来るのは承知の通りです。

ここで問題なのが平均掛け金額の事です。1レースあたり500円が平均だそうで終日で投資する金額は1~2万円が最も多いようです。

この平均値から考えるとパチンコ遊技に該当するのは、1円パチンコの1種タイプか、4円で言うと羽根物クラスの機械かと思われます。

しかしながら競馬中継を見ながらパチンコを遊技している人を見ると、決して1円パチンコや4円の羽根物に興じているのではなく、もっと射幸性の高い4円ミドル等の機械である事も多いと思います。これについては平日と競馬開催日で大きな可動の差異を生むのはこうした4円パチンコのミドル機クラスの機械であることから容易に類推できます。

つまりよそ見をしながら“刺身のツマ”として興じている娯楽の方が金銭的には負担の大きいものであるという事実です。

 

この矛盾を解決するには一つの回答しか思いつきません。それは競馬で当てた場合の配当の大きさです。この圧倒的なポテンシャルはパチンコが到底太刀打ちできない箇所です。

私の知る限りこれまでのパチンコ及びパチスロの歴史の中で、最も射幸性の高かった機械は4号機のパチスロだと思います。この強烈な射幸性をもってしても競馬の勝利の先に見える配当には勝てないのです。

そもそもギャンブルを行う人にしてみれば平均値で物を語るとか、時間当たりの投資が主たるギャンブルよりも副次的なギャンブルの方が高いとかどうでも良い話なのかも知れません。

 

そういった意味でパチンコ以外のギャンブルをやらない人はある意味計算高く、分をわきまえた常識人であると結論付けて自分を正当化すると気分が良いものです。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

本田 正豪の最新記事

2019/05/22
Pスーパー海物語INJAPAN2の不調に思う事
2019/05/15
競馬とパチンコの比較
2019/05/07
GW中のホール状況から感じること

本田 正豪の人気記事

2018/04/25
トキオスペシャルの存在意義
2018/05/16
役物タイプパチンコの脆弱さ
2018/02/14
地方パチンコ店の状況確認

この記事の著者

本田 正豪
株式会社ピーマップス
専務取締役
元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
株式会社ピーマップス
本田 正豪
株式会社ピーマップス
専務取締役
元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
株式会社ピーマップス
業界元気ブログ「ザ・7人の侍!」記事一覧はこちら