パチンコの嵌りについて

真剣勝負!銀玉一球入魂

最近はプライベートで羽根物を遊技する機会が非常に多くなりました。一つには1種タイプの機械の嵌りには追従出来ないため4円パチンコでは追いきれない。かと言って1円パチンコについても限られた時間では成果を感じ取れないという理由があるからです。

しかしながら羽根物と言ってもやはり”嵌り“は存在します。

個人的な羽根物の嵌り最高記録はマルホン社製の百姓一揆という機械です。最初から役物性能が悪いのならいざ知らず初期的には非常に好調な出玉増加で取らぬ狸の皮算用をそろそろ開始し始めていた時にその嵌りは突如訪れました。結局スタート280回の嵌りでギブアップとなったのですが、これは途中から明らかに役物内部の玉の挙動が変化して二度と正常な動きに戻らなかった事を考えると役物が破たんしたと考えて良いのではないかと思います。

この“破たん”ではない状態でも羽根物はスタート100を超える嵌りは頻繁に発生します。

つい先ごろもCRA祭りだ!サブちゃんで150回以上の嵌りを2度経験しました。このサブちゃんは100回を超えるとオンステージの画面に切り替わり非常に簡素な演出に変化するのですが、それは遊技客の怒りを緩和するためなのか、どうせV入賞しないからどうでも良いだろうという投げやりな姿勢なのか定かではありません。

1回目の150回嵌りは役物内部に61発入球して結局V入賞を果たせず退散したのですが2回目は158回目、玉数では71発目にV入賞を果たしました。

良く嵌り状態には予兆があるのでそれを見抜く事が大事だというお話を聞くのですが、実際に経験した感想で最も的を得ているのは「銀と金」という漫画で主人公の平井銀二が発言していた言葉で多分「僅差で負けるようになったらもう勝負はやめた方が良い」と言うような発言(正確ではないかもしれません)だと思います。

このCR祭りだ!サブちゃんの役物構造は基本的に羽根で拾った後に1/3で振り分けるスペシャルルート(右ルート)にもたまに行きますが大部分は通常ルート(左ルート)へ向かい祭りと書かれたうちわで回転体に誘導されるか、そのままハズレとなるかの分岐がまずあります。

運よく回転体に向かうと赤穴で大当たり、緑玉で右ルートと同じ1/3の回転体に誘導されます。この赤と緑の配色がギャンブラーには非常にそそられるセオリー通りの配色なのですが注意して見ると赤と緑だけやや狭いようです。だから良くはじかれるのだと納得もしますが。

ですから回転体に誘導されてもそれぞれの振り分けはそれぞれ1/8、合算で1/4というわけでは無くやや悪いとは思います。

又うちわの振り分けは1/2という捉え方ですが、良く見ると拾った時に通るスイッチとひとしきり揺れた後に下段に向かう際に通るスイッチの2個が搭載されており、祭りと書かれたうちわは2番目に通過したスイッチ通過後に動きを再開するようなので最終の下段ルートを通る時の速度差で若干癖が生じる事も考えられ場合によっては1/2より悪いのかも知れません。

しかしながらこの71発目にV入賞した当たりの特異性は70発迄1発も赤もしくは緑の穴に入らなかったことにあります。

先ほどの平井銀二のフレーズではないですが初期的に赤もしくは緑の前後で回転体に絡むことが多かったのが予兆と言えばそう言えるかもしれません。

結果として71発のうち6発が右ルートに向かい(もちろん全て1/3の回転体を外したのですが)、残り65発が通常ルートに向かいました。うちわの振り分けはそれほど悪い印象も無かったので、概ね半数、つまり32発がこれまた概ね1/4の赤もしくは緑の穴を外したことになります。ざっくり計算すると右ルート6発外れの確率がおよそ9%、左ルート赤・緑外れ確率が0.01%合算するとおよそ0.0009%(1/113393)となります。実際はそれぞれの回転体の穴に微妙な差が設けられているとして1/100000位でしょうがある意味プレミアをひいたようなものですね。

しかし予兆らしきものはこのサブちゃんに限らず他の羽根物でも類似性を感じます。

言葉を少しパチンコ風にアレンジすると「僅差で外れるようになったらもう勝負はやめた方が良い」ということなのでしょう。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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この記事の著者

本田 正豪
株式会社ピーマップス
専務取締役
元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
株式会社ピーマップス
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元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
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