猛烈な新台ラッシュ

真剣勝負!銀玉一球入魂

3月3日納品分の機械の数はかつて前例がない程の規模でした。

新台10機種でそのうち2スペックを持つものが3機種有ります。

最近の傾向として月の初週と第3週に納品が偏っているのはご承知の通りです。多様な事情により月の内この2週に的を絞った方が好都合という事で始めたのでしょうが、結果としてどうだったのでしょうか?

メリットはあまり感じることは出来ないのですがデメリットは列挙するのが困難なほどたくさんあるような気がします。

私怨はさておいて客観的にメーカーやホールそしてファンの目線から申し上げると、

 

  • どの機種を選ぶべきか迷う。

これは主要機種がある程度決まっており、それ以外にはさほど興味がない場合は良いのですが、突出した機械が無く、どんぐりの背比べ状態の場合は非常に厄介です。数機種に的を絞って中途半端な数を納品するか、ほぼ全ての機械を小台数納品するかいろいろな考えはあるでしょうが、力を入れるべき機械が見当たらない場合全て中途半端にダメになってしまうリスクの方が高そうです。又ファンにして見てもどの新台を打つべきか迷いが生じ個々の機械の集客力が本来持っている能力を下回ってします懸念の方が高そうです。

 

  • 管理が大変

最近の機械は付属部品や枠の飾りなど遊技機固有のパーツが増える傾向にあります。平均すると2~3個の付属部品が有るようですが、一度に10機種にも及ぶ機械の納品となると、ホールからしても混乱が生じやすいのは言うまでも無い事です。又各々スペックや機械としての特性も異なりますから全てを理解・把握した上での使用となると大変な労力が発生するのは言うまでもありません。言い換えると一つ一つの機械の取り扱い自体が雑になってしまう危険性もあるとも言えます。

 

  • 間引きされてほとんど売れないケースも考えられる。

元々弱気の戦略で販売予定台数が1000~3000台、極端な例だと200台などという弱気の機械は多くのメイン・中堅機種に押されて脇へ追いやられる可能性が高いのではないでしょうか。こういった機械は別スペックである場合と全くの新機種である場合の双方考えられますが、新機種の場合最初からホール及びファンに無視されてしまうケースが度々あるかと思います。もしこれが閑散期の週である第2週や第4週であればある程度の成果を見たかもしれない機種もかなりの数に上るかと思います。しかし残念なことに繁忙期の週に納品することで最初からノーチャンスとなってしまったのかも知れません。

このように機械の納品日を偏らせる方向性によるデメリットがかなり顕著になってきた現状で早急な改善が望まれます。もしそうでないのならばメーカーにしてもホールにしても更に苦しい状況が待ち受けている気がしてなりません。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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この記事の著者

本田 正豪
株式会社ピーマップス
専務取締役
元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
株式会社ピーマップス
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元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
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