稼働を上げる工夫あれこれ

真剣勝負!銀玉一球入魂

以前から申し上げているかと思うのですが、とある機械が全てのホールでうまく行くというケースもありますが、ホールによってうまく行ったり行かなかったりする事の方が多いと思います。それはやはりそのホールに通うファンの思惑が稼働に如実に反映されるからに他ならず、ファンの望まない機械は他店で好評だったとしても、前評判でSSクラス(某O氏の好きな言葉です)であったとしてもそのお店でうまく行く保証は無いということかと思います。

そのような中である程度の台数をうまく行くというそろばん勘定で購入してしまったのは良いのですが初動が良くない場合ホールは何かと策を練り稼働を上昇させようと試みるのですが、私が見た1例のようなものを書きたいと思います。

 

  • 配置場所を変える。

これは目立つ場所へ配置するというのも良くあるのですが、比較的稼働の良い島の反対側に置くというものです。全体として稼働が良いのなら特に変える必要は無いのですが、平均としてあまり芳しくない場合比較的稼働の良い島の反対へ配置するというのはお客の立場からするとかなり効果があるようです。と言うのは、稼働の良い島でも常に自分の遊技する機械が出るわけではありません。そういった場合基本的には同じ島で移動したいのですが、なんせ稼働が良いため移動もままならないといった状況に陥りやすいものです。自分の遊技する機械の調子が悪い場合どうしても他の機械の発する音や出玉状況に目が奪われがちとなり集中出来ない状況となります。そのような人には反対側の機械が知らない間にアピールをしている状況となります。人気島のファンはこのような事が無い限り反対側に配置されている機械の事などは、はなから興味もなく、存在自体知るよしも無くやり過ごす可能性もある中で、とりあえずは存在を認知され自分の機械が宜しくないという相乗効果で次回は反対側の機械を試してみるかという気持ちにまで発展することも往々にしてあります。つまりこれは 現在の非常にサイクルが早く設定台数の少ない入れかえ状況で、新台自体へ興味が希薄になっている状況下では有効な策とも取れます。私の見る限りこの作戦は成功しているホールは徐々に稼働上昇し1か月ほどでかなりの変化を感じました。

 

  • 営業形態を変える

これは何も無定量を1回交換にするといった方法論では無く、基本パーソナルシステムの営業形態から稼働を付けたいその島だけを『特別に』箱積み営業にするといった作戦です。

ホールに入って人はなぜか、とある島のみ箱が置いてある状況に違和感を覚えます。羽根物の場合この手法はたまに見かけます。これは羽根物の場合箱積みの状況と出玉率の状況がリンクしやすく、出玉アピールに直結しやすい事と、ベースが低く特賞確率の悪い1種タイプと異なり、下に置いた箱がすぐに上へ上げなくてはならない煩わしい状況に陥り辛いというのもあります。

しかし羽根物では無いのに特定の島のみ箱積みにするというのはホールの出すという”覚悟“の現れであるとファンは感じ取る事が多いはずです。勿論これで全く箱を積む人がいない状況だと更に評価を落とすことになりますから諸刃の刃です。それなりの”覚悟“がやはり必要となります。

この他にも多様な方法があるかと思いますが、この①.・②に共通して言えるのはとりあえずホール内のお客に一定の興味を持たせる効果はあるという事です。このような無言のアピールも面倒くさいかも知れませんが努力の一つとして重要なことなのでしょう。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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この記事の著者

本田 正豪
株式会社ピーマップス
専務取締役
元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
株式会社ピーマップス
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元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
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