パチンコを楽しむ

真剣勝負!銀玉一球入魂

年のせいか最近は昔の思い出話ばかり目に浮かぶようになりました。

パチンコについても同様で、まだ若かりし頃に対峙した遊技機の残像が甦る事もしばしばです。そもそもあの頃と今ではパチンコに対する姿勢と言いますか“視点”が根本的に異なっているような気がします。

 

現在はプライベートの遊技であったとしてもどこかに仕事としての視点が現れ純粋に楽しんではいない気もします。そういった意味では隣で一心不乱にPUSHボタンを連打するお婆さんの方がはるかに遊技を楽しんでいる気がします。

私はかつて最初の職場を辞めた時に一月だけパチンコで食えるかどうか試したことがあります。その当時は等価交換も有りますが強い店なのに40個交換も存在するといった営業方法や機種選択においていわゆる過度期にあったのではないかと記憶されていて機種のラインアップも猛烈(ラプソディなど)な物から羽根物・普通機と自分の嗜好で選べる時代です。むしろスロットの方が“色”が一律で、一方的に爆裂4号機ATタイプが大多数を占めAタイプは片隅にひっそりと存在するといった風情です。

 

私は安全牌であり基本的に楽しめる羽根物をターゲットに選び、設置店を徘徊していました。結論から言うと、この一月はかなり精神的にはダメージでした。まず出ないと思ったら遊技することもできないので次の店に移動といった感じでそれを繰り返すとかなりハードで日によっては良い台が存在しないことも多々あります。

又勝利に徹すると無駄玉を極力抑えるという観点で純粋に遊技を楽しめない自分に気が付きます。また新参者ですから知人もいなくて人とまる一日しゃべらない事もしばしばです。この無言の一日の寂寥感といったものはある種の疎外感も生み出し、最終的には自己否定にまで繋がりかねない非常に重大な問題です。確かにパチンコは人VS機械の孤独なゲームではありますけど、自分の感じた事や考えを人に伝えたいという欲求は捨て去ることが出来ないようです。

というわけで、わずか一月で仕事をする状況に舞い戻る事にしたのですが、サラリーマンでいた頃はあれほどあこがれた自由人のような生き方もいざ自分がその立場に置かれると想像できなかった問題点が多数発見されむしろ困難な生き方だとわかり、そういった意味でとても人生として勉強になった一月ではなかったかと思います。

 

パチンコを楽しむというのは我を忘れて遊技に没頭する事で、又周りに気の置けない仲間がいることも付け加えたいと思います。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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この記事の著者

本田 正豪
株式会社ピーマップス
専務取締役
元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
株式会社ピーマップス
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元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
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