役物タイプパチンコの脆弱さ

真剣勝負!銀玉一球入魂

最近目にしたデータとして驚異的だったのはやはりCR RAIZINMANです。
このタイプとしては先駆者としてCR天下一閃やCR天龍などがあるかと思います。
この先駆者たちのデータもやはり何かの不都合な設置状況なのか(つまり“出てしまった”)はたまた故意なのか、かなり強烈なものを見たことがあります。

基本的にこのタイプの機械は差玉性能が強いときは初当たりが軽い状態なわけでリニアな直線を描きやすいのですが、今回拝見した機械は異質のものでした。
詳細は分かりませんが、ほぼ一撃でおそらく閉店まで継続して出ているようにしか見えません。

先駆者たちは回数セットものですから何かしらの吸い込みの後、特賞を重ねて出玉を増加させるというプロセスがありますから、CR RAIZINMANのようなデータにはなり得ないのですが、継続タイプの機械にはこのような“事故”が起きる可能性は否定できません。
もちろんそれ以外の理由、例えば役物破損・故障、あるいはゴト、もしくはアウトタンクの配線切れ・詰まり等など考えられます。
しかし仮に、もしこれが自然発生で起きたデータとすれば大問題です。
羽根物タイプでも台の設置傾斜や微妙な役物の組付け誤差、あるいは部品の損傷といった様々の要因で甘い役物や辛い役物が生まれてくるのですが、当然こういった役物タイプも
多かれ少なかれ同様な事が起きます。

このCR RAIZINMAN のような機械が危険なのはこういった役物が甘い状態の時に初当たりが甘いだけではなく、継続も同時に甘くなる可能性が構造上出来上がってしまう所にあります。下手をすると永久連荘のような状況となってしまいます。

その昔、初代春夏秋冬があちこちでこの永久連荘現象が起きたことに酷似しています。
春夏秋冬は神輿役物がモード移行に関わっており神輿が壊れるとモード移行しなくなるという欠陥により発生するのですがこのCR RAIZINMANの場合甘い役物は常に天国モードに滞在することを意味します。
こういった不測の事態を回避するためにも、初当たりに関わる役物と継続に関わる役物は違うものにするという工夫をなさないと、こういった問題はまたいずれ発生するのかも知れません。

※ 当サイトで使用しているホールや機械の画像はすべて許可を取り撮影し、掲載しております。

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この記事の著者

本田 正豪
株式会社ピーマップス
専務取締役
元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
株式会社ピーマップス
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元大手メーカーのパチンコ開発者。ゲージ設計・スペック設計・遊技機企画に携わって、数多くの機種を世に送り出す。現在はメーカー様、ホール様への支援業務(アドバイス・講師・技術指導等)を中心に活動中。年間300日以上パチンコ台と向き合い日々真剣勝負!
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